Dental Fitness
デンタルフィットネスとは
デンタルフィットネスのゴールは、
「もっと健康になりたい」という
来院者をサポートし「自律」を促すこと。
「治療後のメンテナンス」ではなく、困りごとがなくなった来院者がどうすればより健康になれるかを、歯科医院と来院者が一緒になって考えていくシステムです。来院者を教育したり指導したりせず、本人の意思で健康づくりができるよう自律をサポートします。

STRUCTURE
デンタルフィットネスの仕組み
01健康づくりのサポート
デンタルフィットネスとは、健康づくりのサポートです。
最も重要な考え方の指針となります。
健康づくりのサポートとは
健康とは?
「病気でない」ではなく、肉体的にも精神的にも、
そして社会的にも全てが満たされた状態であること
健康≠病気でない
健康づくり≠疾病予防
健康は生活の質を上げて、自己実現するための手段です。
私たち医療従事者は、そのサポーターであるべきです
健康づくりと疾病予防で
私たち医療者が意識すべき違い
健康づくりは、その人の生き方、人生観によって違います。そのため、対象は「人」になり単なる知識の提供や医療的指導では対応できません。
その人の自己実現を応援しサポートしていくという意識が大切です。
デンタルフィットネスは予防歯科を通じて、
来院者の健康づくりをサポートする仕組みです。


疾病予防だけを行っている人は「病気」に顔を向けて、後ずさりをしながら健康へ向かおうとします。「病気になりたくない」という意識が先行しているからです。対象が「病気」なので医療者の知見で一律の指導が可能ですが、この方は本当に幸せになれるのでしょうか。
POINT01
デンタルフィットネスのゴールは
自律と習慣化GOAL
自律
自分の健康は
自分で守る
習慣化
歯科医院で定期的に
健康状態をチェックする
POINT02
予防の主体は
来院者
来院者が自分で出来て、無理せず続けられる健康づくりの仕組みであることが必要
この仕組みをサポーターとして実施するのが歯科衛生士の仕事デンタルフィットネス
どうすれば疾病予防ができるかを教育するのではなく
どうすればより健康になるかを
一緒に考えていくシステム
デンタルフィットネスにおける
予防歯科の考え方
疾病予防を目的とした
メンテナンスではありません
メンテナンス一般的にイメージされる
「予防歯科」の役割

デンタルフィットネスデンタルフィットネスが目指す
「予防歯科」の役割

治療が必要な状態になることを防ぐより健康な状態を目指す
02保険ルールの範囲内で
行う仕組み
デンタルフィットネスではSPTやP重防を
「予防」と位置づけます。
来院者の「自律」の第一歩は、治療と予防の境目を医療者側が意識することから。歯周病の症状が安定したのちに実施するSPTやP重防。どちらも保険診療では「治療」の一環ですが、デンタルフィットネスでは「予防」と位置づけています。
SPTは「歯周病安定期治療」と呼ばれ、その中身は、PMTCやポケット内洗浄、口腔衛生指導など。学術的な思考では「治療」ですが、来院者の視点では「予防」のイメージのほうがしっくり来るのではないでしょうか。
デンタルフィットネスでもっとも重要なのは、来院者の「健康でいたい」という思いに応えること。「治療が必要な人」を「健康な人」へと変えることに、大きな意義があります。保険診療における「治療」と「予防」の境目を意識してください。

保険診療における
「治療」と「予防」の境目


03歯科衛生士が
主体となって行う
ストック型ビジネス
デンタルフィットネスは
「歯科衛生士が主役」の仕組みです。
一般的な歯科医院では、院長の下に歯科医師、その下に歯科衛生士がいる、という組織構造がほとんど。デンタルフィットネスを導入した歯科医院では、歯科医師は「治療部門」を、歯科衛生士は「予防部門」を担当します。
デンタルフィットネスは、国家資格保有者である歯科衛生士が主役の仕組みです。これまでに学んだ専門知識を武器に、予防歯科のプロ、健康づくりのプロとして来院者に向き合います。
「先生に言われたから行動する」「言われたとおりにやるだけ」という受け身の姿勢では、残念ながらうまくいきません。自分たちで考え、積極的に取り組む姿勢がデンタルフィットネス成功の鍵。これまでのルーティン作業がやりがいのあるまったく新しい環境に変化し、みなさんの働きやすさにもつながります。

治療主体の歯科医院


デンタルフィットネスの
仕組みがある歯科医院

POINT
デンタルフィットネスが
医院の新しい収益の柱に
新規事業として捉え、この3ステップ通りに進めることが重要
1仕組み化
マニュアル通りにする
2ストック化
リピート率を
95%以上にする3収益の柱
来院者が増え続ける
デンタルフィットネスは
「仕組み」と「考え方」両方が必要
仕組み
マニュアル
方法論
考え方
心構えを
意識しながら
実践すること
仕組みに命(考え方)を吹き込む
VALUE
デンタルフィットネスを導入する価値
患者様、歯科医院、スタッフを変えるデンタルフィットネスの効果とは
VALUE01患者さん患者さんの考え方を変える
OLD TYPE
管理型
患者さんを仕組みやデータで管理し
何とかして通わせようとする- 痛いから利用する
- 歯医者は行きたくない場所
患者さんの考え方を変える
NEW TYPE
自律型
患者さんがセルフケアを習慣化し
自発的に通い続ける
これができるようサポートする- 健康になるために利用する
- 歯科医院は行くのが当たり前
デンタルフィットネスのゴールは
自律と習慣化GOAL
治療が終わっても
10年、20年と予防で通い続けてくれる
VALUE02歯科医院医院の経営を変える
医院の
役割を明確化予防歯科は歯科医院にとって恒久的に収益を生み続けるストック型ビジネス。強力な経営基盤になる。
DH主体の
診療体制医院に新しい事業の柱ができる。さらに院長や歯科医師ではなく歯科衛生士が主体となる。
パフォーマンスの
最大化(可能性)リピート率の全国平均は70%台、これを一気に95%以上に引き上げることでどんな医院でも収益の最大化を狙える。
ESとCSの向上
予防歯科のリピート率を高めると、従業員満足度が上がり、顧客満足度も向上する。
- 収益改善
- 経営安定
- 医院価値
向上
MERIT
- 高い
リピート率
95%以上 - 予防だけで
1億円越え
可能 - DHの採用に
困らない - 投資対効果
200〜900% - 実用新案
特許庁
お墨付き - 圧倒的な
再現率 - 院長が楽になる
- ストック
ビジネスで
経営安定 - 事業継承に
最適 - 患者の健康に
貢献できる
アクティブクライアントとリピート数
リピート率
95%と80%では
ストック化される
来院者数が
4倍違う
リピート率90%以上で
来院者が増え続ける
VALUE03歯科衛生士歯科衛生士のエンゲージメント(満足度)が高まる
POINT
デンタルフィットネスに関わることで
働き方が変化
導入前
アシスタント業務がメインであり、来院者の健康をサポートできている実感がない。医院における存在意義にも疑問を感じる。

導入後
衛生士業務がメインになり、来院者の健康に貢献できていると実感するとともに、医院にとっても必要な存在として自信を持って働くことができる。



患者さんが喜ぶ
顧客満足度の
向上スタッフが喜ぶ
主体性の
向上院長が喜ぶ
健全な
歯科経営
内発的動機づけによって
歯科衛生士の意識が変化すれば
好循環が生まれる

デンタルフィットネスは「歯科衛生士が主役」の仕組みです。
デンタルフィットネスの主役となる予防歯科は歯科衛生士主体のビジネスです。
通常、歯科医師の指導のもと業務をすすめる歯科衛生士が、主体性を持って患者様に施術や声掛けを行うことで、モチベーションが高まり、スタッフエンゲージメントが向上して離職率は激減します。
また、歯科衛生士と患者様との関係が長期的に継続し、リピート率が上がれば売上アップはもちろんスタッフのやりがいにも繋がります。
私たちが導入のご支援をしている「デンタルフィットネス型予防歯科」の成功の秘訣はマインドチェンジ。院長先生やスタッフ様の考え方が変わると働くことにやりがいを感じやすくなるのです。
THOUGHT
デンタルフィットネスに込められた想い

医療法人社団 しん治歯科医院
理事長 髙橋伸治
徳島大学歯学部卒業。
1990年、香川県高松市にユニット3台で開業。
「デンタルフィットネス」の創始者。
開業当初(1990年)から「予防歯科」の可能性に気づき、予防を中心とした歯科医院づくりを一貫して実施。2024年現在、単院でユニット21台、スタッフ数82名の歯科医院に成長させる。
自身が提唱する「デンタルフィットネス」型予防歯科では、30年間リピート率95%以上を記録し、一度来院された患者さんがずっと通い続ける仕組みとなっている。
2024年も現役で毎日診療に携わりながら「デンタルフィットネス」のコンサルティングも行っている。

歯科医師をやっていてよかった。
この一言をいうのに
30年かかりました。
1990年に開業。当初から予防を中心とした歯科医院づくりを一貫して実施し、2024年現在単院でユニット21台、スタッフ82名の規模まで成長させることができました。私自身、今も毎日診療に携わりながら「デンタルフィットネス」のコンサルティングを行っています。また、地域社会に貢献したいという願いのもと社会福祉施設と保育園も開設いたしました。
しん治歯科医院の理念は「健康な人が訪れる歯科医院」です。健康づくりを本気でサポートすると、人の心の深いところに響きます。それによって患者様に安心感が生まれ、信頼につながり、予防歯科が習慣化されていきます。無理をしない・無理をさせない・自然体でいること。そこには優しさと温かさがあります。
習慣になり「行くのが当たり前の歯科医院」になると、ご事情があって一度歯科医院を離れた方も必ず戻ってきてくださいます。経営にとって最も大切なのは自分の利益だけを目的にせず、自然体で無理なく続けることだと、私自身も日々患者様から学んでいます。

ストレスフルな経営から
脱却するためのシナリオ
“気楽で安定した経営”
「医院経営のために予防歯科を取り入れて患者を増やそう」から「スタッフと来院者が幸せになるために予防歯科がしたい」「楽しそうだ是非やりたい」という気持ちを持って実践するとスタッフがまとまりやすく、うまくいく確率が高くなる。来院者が増える要因は、ハードや技術力よりも人。スタッフ一人ひとりのこころの持ちようで医院の雰囲気は変わり、その雰囲気が来院者にとって心地よいものになる。
MANAGEMENT
STABILITY
しん治歯科医院の成果
立地だけでは到底恵まれていない
場所にもかかわらず予防だけで
年間16,000人が来院
予防のみのひと月の来院者数
予約者数 1201人
来院者数 1191人
リピート率
99.2%

医療法人社団 しん治歯科医院
- 創設者
- 髙橋伸治(理事長・院長)
- 設立
- 1991年10月1日
- 住所
- 香川県高松市牟礼町原594-1
- 従業員数
- 82名
- 主な事業内容
- 歯科治療(小児含む)/予防歯科/訪問歯科/技工所/保育園
しん治歯科医院の歩み
スタッフ構成
歯科医師
9名
歯科衛生士
29名
歯科技工士
4名
歯科助手
16名
受付
2名
事務長
1名
経営企画
6名
保育士
11名
調理師
2名
管理栄養士
1名
看護師
1名
2024年9月30日現在








